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9番目のムサシ サイレント ブラック(9): ボニータ・コミックス (ボニータコミックス) コミック – 2018/4/16
高橋 美由紀
(著)
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- 本の長さ158ページ
- 言語日本語
- 出版社秋田書店
- 発売日2018/4/16
- 寸法11.2 x 1.2 x 17.4 cm
- ISBN-104253263194
- ISBN-13978-4253263191
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんかサイレントブラックに入ってから、作者の構成力が上がってきたような・・・
長編小説だは、主人公に係わってくるキーパーソンを深く描くことによって物語に深みを加えます。
慶太を描くことによって、それが成功してると思う。
(でも小学生の子が読んだらまどろっこしいと思うかも)
張り巡らされた伏線の一つ、セロの正体がついに!!
後私の気になる伏線は、9が和樹に「君に頼みたいことがある」と病院で言ったこと。
何を頼んだの?!そのあとに階段から落ちてこん睡に・・・・これはまだ解決してない。
もうすでに、次が読みたい(笑)
ネタバレしないように書くのは難しい。
でも迫力ある9が動き始めました。ワクワク( *'艸`)
これからの伏線回収楽しみにしてます。
長編小説だは、主人公に係わってくるキーパーソンを深く描くことによって物語に深みを加えます。
慶太を描くことによって、それが成功してると思う。
(でも小学生の子が読んだらまどろっこしいと思うかも)
張り巡らされた伏線の一つ、セロの正体がついに!!
後私の気になる伏線は、9が和樹に「君に頼みたいことがある」と病院で言ったこと。
何を頼んだの?!そのあとに階段から落ちてこん睡に・・・・これはまだ解決してない。
もうすでに、次が読みたい(笑)
ネタバレしないように書くのは難しい。
でも迫力ある9が動き始めました。ワクワク( *'艸`)
これからの伏線回収楽しみにしてます。
2019年12月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
慎吾を取り巻く人達の様々な思いが入り混じった想い深い話でした。
2019年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ムサシシリーズ、一気に買いました。面白い!
2018年10月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ムサシシリーズは、必ず買っています。
本屋さんに行く暇がないのでこちらで買えて助かっています。
本屋さんに行く暇がないのでこちらで買えて助かっています。
2018年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かった‼早く次が読みたいです。
この作品ではないけど、巴伝の続き…書いて欲しいです。
この作品ではないけど、巴伝の続き…書いて欲しいです。
2018年5月24日に日本でレビュー済み
№19(イック)が慎悟に説教する(感情的になった)場面が非常に頼もしい!
「そうだ!そうだ!!もっと言っていいぞ!!」と、個人的にスッキリした9巻でした♪
慎悟の命のタイムリミットとの引き換えに
「今回だけは譲れない」と危険すぎる行動を起こした№9(ムサシ)に嫌な予感。。。
意識の戻らない眠ったままの和樹の謎…
№9からディエス(Dメンバー達)への指令とは一体…
まだまだ張り巡らされた付箋の中で
感動のセリフと共にやっと回収できた付箋
高橋美由紀先生が考えて考えてやっと描いてくださった「あのシーン」。。。
「レッド・スクランブル」シリーズから「サイレント・ブラック」へとまたぎ
高橋美由紀先生が「あのシーン」まで辿り着く為に
練り上げた構想で読者を翻弄し続けてきたプロ意識の強さに魅了されました。
どんなに同じ事が繰り返されても黙認してきました。(笑)
何度同じような展開になろうとも見守ってきました。(笑)
それでも読み続けて良かった「9番目のムサシ」だと痛感する9巻でした☆
「そうだ!そうだ!!もっと言っていいぞ!!」と、個人的にスッキリした9巻でした♪
慎悟の命のタイムリミットとの引き換えに
「今回だけは譲れない」と危険すぎる行動を起こした№9(ムサシ)に嫌な予感。。。
意識の戻らない眠ったままの和樹の謎…
№9からディエス(Dメンバー達)への指令とは一体…
まだまだ張り巡らされた付箋の中で
感動のセリフと共にやっと回収できた付箋
高橋美由紀先生が考えて考えてやっと描いてくださった「あのシーン」。。。
「レッド・スクランブル」シリーズから「サイレント・ブラック」へとまたぎ
高橋美由紀先生が「あのシーン」まで辿り着く為に
練り上げた構想で読者を翻弄し続けてきたプロ意識の強さに魅了されました。
どんなに同じ事が繰り返されても黙認してきました。(笑)
何度同じような展開になろうとも見守ってきました。(笑)
それでも読み続けて良かった「9番目のムサシ」だと痛感する9巻でした☆
2018年4月16日に日本でレビュー済み
未だに序盤を脱皮できずにいるサイレントブラックだが、周囲の反対を押しきって橘慎悟♂を救うことと「JBF」を叩き潰すには内部から切り崩すしかないと判断した篠塚高(No.9)♀が「虎穴に入らずんば虎子を得ず」を決行する。しかし、事実婚逆転夫婦の慎悟♂&篠塚♀は必須コミュニケーションの欠落が問題だ。No.23♂は「9♀の想いが伝わった」と喜んでいたが、第三者ではなくて本人たちが向き合い伝えるべきことだからだ。相変わらず篠塚♀は逃避している! ところで、No.33♀が未だに登場していない。イック(No.19)♂の言う「あの人」も不明のままだ。「異端のD」の一人とされたセロは「橘空」DIV♂だと判明するが、前シリーズの最終章で篠塚♀に助力を求めた3人組はどうするのだろう?
慎悟♂を蔑み、恋愛要素を疎む読者がごく一部にいるかもしれない。Wikipediaでも慎悟♂の所為で架空の実写ドラマ化・アニメ化が潰れたというデマを投稿した人間がいるくらいだ。しかし、『9番目のムサシ』は愛と戦いがテーマだ。更には、恋愛要素を排除すると単なる「格好いいつもりのアクション」に転落するため、第1シリーズ序盤のくっだらない処刑人に篠塚♀が退化するから慎悟♂の存在は必要不可欠だ。『天を見つめて地の底で』は無限の寿命の堕天使と有限の人間の恋人同士ということを除けば、恋愛オンリーだ。マンネリ化とワンパターンに陥るのは本作の作者ばかりではなく、他の漫画家もやはり長く続けるとワンパターンに陥る。恋愛要素の所為ではない。
表紙:「Mission2:episode9」の扉絵(ミステリーボニータ 2018年1月号掲載)
中扉: ミステリーボニータ 2018年1 月号
裏表紙:「Mission2:episode9」の前のページ(ミステリーボニータ 2018年1月号掲載)
Mission2:episode9/ミステリーボニータ 2018年1月号
Mission2:episode10/ミステリーボニータ 2018年2月号
Mission2:episode11/ミステリーボニータ 2018年3月号
「慎悟。約束して欲しいことがある。ふたりで生きていく上での覚悟、絶対守らねばならない条件、どんなにつらくても忘れてはいけない。任務は最優先、任務の支障になることは何があっても避けること。たとえ命を落とすことになっても。そしてもし、どちらかが任務の障害になって、どうしても助からないと判断したら、その手で命を絶て。それがルール、私たちが共にいるための必ず守らなければいけない条件。」
by 篠塚♀(第2シリーズ「ミッションブルー」最終章「MISSION5 ~試練の冬~ Episode 15 – 16」)
慎悟♂&篠塚♀は類友カップルだ。お互いに相手の負担になりたくない、危険に晒すだけの不幸な生活にしてしまった、そうグルグルしまくりだ。作者・高橋美由紀は「慎悟♂が悪い」と一方的に慎悟♂を悪者扱いし、イック♂に「あの人が心を痛めていたことを知らないだろう!」と罵る姿を描くという暴挙に出た。これで良かったのかと本当に良かったのかと日を追うごとに増す篠塚♀の不安を察した慎悟♂が彼女を少しでも安心させようと任務が無い時でもバイトに出かけ、自身の所為で慎悟♂が不幸になってしまったと悩む篠塚♀を叱責したりしたことを作者が忘れているようだ。一番の問題は、慎悟♂と出逢う以前、冷徹に任務を遂行するあまり心を凍てつかせた篠塚が「泣きも笑いもしない無表情な機械」だった頃、過去編で「無邪気な笑顔」を描くという重大なミスを犯したのだ。イック♂も北米担当のトップナンバーであるNo.7♀も口を揃えて「ロボットみたいな奴だった」と評した通り、篠塚♀は過去編で笑顔など浮かべることは絶対に無い! 自らの手で作品を破壊する作者にも困ったものだ。
【ミッション・ブルー】
「MISSION3 ~Episode1~」
自由という名の牢獄。セキュリティの固いマンション、厳重な警護。これが慎悟♂の暮らす世界。私とともにいるための代償、UBのナンバー9とともにいるための…………。行動は制限され、未来の夢も語れない生活。それでもあいつは離れることを望まず、私もまたあのぬくもりを手離すことはできない。いっしょにいることを選んだ代償は慎悟♂にだけあまりにも重い…………。
【サイレントブラック】
「Mission2:episode8」
私は任務を優先すべきなのだろうな、あいつとの約束通り。…今更だが、こんな時はいつも思う。あいつだけがいつもつらい目にあう。私についてきてしまったために、あいつから危険が去ることはない。こんな時はいつも思う、本当にこれで良かったのか。私と共に生きることは、慎悟♂にとって本当に正しいことなのかと。
無印・第1シリーズので「DUTY11:慎悟の選択」及び慎悟♂と同棲(実質的な夫婦生活)を始めた「白の里」で慎悟♂の生存確率を「UB」のデータベースにアクセスして算出するというPC占いをサイレントブラックに至るも続けているに違いない。進歩の無いゴリラだ。
もう誰もいない村を維持することに疑問を抱いた慎悟♂に「また暮らせる日が来る」と篠塚♀は不可解な発言をし、任務で彼のそばを離れる以外に慎悟♂を遠ざける魂胆かという疑念が私の心に沸き上がった。解毒剤を打たなければ3時間で心臓が止まるというタイムリミットのため、残り時間が約10分に迫った慎悟♂を救うべく篠塚♀が虜囚となる前、セロ(DIV)♂に「慎悟♂を頼む」と言ったのは「JBF」の日本での隠れ家から救出して欲しいというだけではなく、慎悟♂をDIV♂という護衛を付けて村での暮らしを彼と過ごさせる「別居」という汚い企みを裏で進めているのだろうか? これでは『天を見つめて地の底で』の川原徹男♂に麻宮洋♂をのしつけようとした本條聖(セイ)♂♀の企みと同じパターンだ。
慎悟♂が寂しい心を隠して笑顔で送り出す姿がつらかった? ひとりぼっちにしたくない? 篠塚♀が引退しない限り、そんなことは不可能だといつになったら気づくのか!? あの笑顔を再び見るために生きて帰ろう、慎悟♂に本当の笑顔を浮かべられるように努力しよう、そう篠塚♀が頑張ればいいだけの話なのに、努力を放棄して第三者との「別居」を慎悟♂の心を無視して画策しているとしたら、それは絶対に間違っている。別居したら篠塚♀は安心できるだろうが、それは篠塚♀だけの安心だ! 篠塚♀自身のための安心だ!! 慎悟♂は安全で護衛として申し分のない戦闘力を有する4人目の親友と一緒に暮らして一人ではなくても、篠塚♀の「帰る場所」ではなくなった自身の許に篠塚♀が「ただいま」と帰らなくなり、彼女を「お帰り」と迎えることが出来なくなり苦しむだけだ。
因みに、篠塚♀が「No.9」として就任するまで空席だったというのは間違いだ。彼女が活動している今現在も組織の何処かで次の「No.9」となるスペアが養成されており、篠塚♀が死ぬか引退すると同時に新たに「No.9」が誕生する仕組みになっている。
似ている。コミックス9巻の裏表紙に採用されたサイレントブラック「Miission2:episode9」の扉絵の前のページで篠塚♀が真冬の廃墟(「JBF」の本館の成れの果て)に立ち、雪が降っている場面は似ている。レッドスクランブル最終章「Mission8:episode12」の扉絵の前のページで雪は降っていなくても雪原らしい白樺林に立つDIV♂の姿に。DIV♂は「篠塚3号」だから、当然と言えば当然。
【問題点】
① 「異端のD」4人組の1人、萩原大介(DXVI)♂が篠塚♀とは初対面。
② DIV♂の代わりに慎悟♂は俺が守るというセロ♂のモノローグ。
③ 慎悟♂がプレゼントしたペンダントトップは木製であるため、54人分の爆弾が爆発したグラウンド・ゼロ(爆心地)で原形を留めて無事でいるはずがない。
④ 3人で篠塚♀の助力を求めに来たと読者に思わせたシーンはどう処理するのか? 他にもう一人「異端のD」がいる? 実は2人だったとするのか?
次巻のコミックス10巻は「海の上の開かれた密室」である欧州の海に「D対策」のために建造された無国籍の暗殺集団「JBF」の第2の要塞島「カエルたちの巣」が舞台となる。3人組のリーダー格であるトレイド♂が「リーダーに報告した」と言った途端、低レベルの口論を繰り広げていたエンダイブ♂とカーマイン♂が絶句して蒼白になるという恐怖の対象、自身の組織「JBF」の名を世界に知らしめて「第2の赤い馬」に成り上がろうと企むレイヴン♂が登場する。
慎悟♂を蔑み、恋愛要素を疎む読者がごく一部にいるかもしれない。Wikipediaでも慎悟♂の所為で架空の実写ドラマ化・アニメ化が潰れたというデマを投稿した人間がいるくらいだ。しかし、『9番目のムサシ』は愛と戦いがテーマだ。更には、恋愛要素を排除すると単なる「格好いいつもりのアクション」に転落するため、第1シリーズ序盤のくっだらない処刑人に篠塚♀が退化するから慎悟♂の存在は必要不可欠だ。『天を見つめて地の底で』は無限の寿命の堕天使と有限の人間の恋人同士ということを除けば、恋愛オンリーだ。マンネリ化とワンパターンに陥るのは本作の作者ばかりではなく、他の漫画家もやはり長く続けるとワンパターンに陥る。恋愛要素の所為ではない。
表紙:「Mission2:episode9」の扉絵(ミステリーボニータ 2018年1月号掲載)
中扉: ミステリーボニータ 2018年1 月号
裏表紙:「Mission2:episode9」の前のページ(ミステリーボニータ 2018年1月号掲載)
Mission2:episode9/ミステリーボニータ 2018年1月号
Mission2:episode10/ミステリーボニータ 2018年2月号
Mission2:episode11/ミステリーボニータ 2018年3月号
「慎悟。約束して欲しいことがある。ふたりで生きていく上での覚悟、絶対守らねばならない条件、どんなにつらくても忘れてはいけない。任務は最優先、任務の支障になることは何があっても避けること。たとえ命を落とすことになっても。そしてもし、どちらかが任務の障害になって、どうしても助からないと判断したら、その手で命を絶て。それがルール、私たちが共にいるための必ず守らなければいけない条件。」
by 篠塚♀(第2シリーズ「ミッションブルー」最終章「MISSION5 ~試練の冬~ Episode 15 – 16」)
慎悟♂&篠塚♀は類友カップルだ。お互いに相手の負担になりたくない、危険に晒すだけの不幸な生活にしてしまった、そうグルグルしまくりだ。作者・高橋美由紀は「慎悟♂が悪い」と一方的に慎悟♂を悪者扱いし、イック♂に「あの人が心を痛めていたことを知らないだろう!」と罵る姿を描くという暴挙に出た。これで良かったのかと本当に良かったのかと日を追うごとに増す篠塚♀の不安を察した慎悟♂が彼女を少しでも安心させようと任務が無い時でもバイトに出かけ、自身の所為で慎悟♂が不幸になってしまったと悩む篠塚♀を叱責したりしたことを作者が忘れているようだ。一番の問題は、慎悟♂と出逢う以前、冷徹に任務を遂行するあまり心を凍てつかせた篠塚が「泣きも笑いもしない無表情な機械」だった頃、過去編で「無邪気な笑顔」を描くという重大なミスを犯したのだ。イック♂も北米担当のトップナンバーであるNo.7♀も口を揃えて「ロボットみたいな奴だった」と評した通り、篠塚♀は過去編で笑顔など浮かべることは絶対に無い! 自らの手で作品を破壊する作者にも困ったものだ。
【ミッション・ブルー】
「MISSION3 ~Episode1~」
自由という名の牢獄。セキュリティの固いマンション、厳重な警護。これが慎悟♂の暮らす世界。私とともにいるための代償、UBのナンバー9とともにいるための…………。行動は制限され、未来の夢も語れない生活。それでもあいつは離れることを望まず、私もまたあのぬくもりを手離すことはできない。いっしょにいることを選んだ代償は慎悟♂にだけあまりにも重い…………。
【サイレントブラック】
「Mission2:episode8」
私は任務を優先すべきなのだろうな、あいつとの約束通り。…今更だが、こんな時はいつも思う。あいつだけがいつもつらい目にあう。私についてきてしまったために、あいつから危険が去ることはない。こんな時はいつも思う、本当にこれで良かったのか。私と共に生きることは、慎悟♂にとって本当に正しいことなのかと。
無印・第1シリーズので「DUTY11:慎悟の選択」及び慎悟♂と同棲(実質的な夫婦生活)を始めた「白の里」で慎悟♂の生存確率を「UB」のデータベースにアクセスして算出するというPC占いをサイレントブラックに至るも続けているに違いない。進歩の無いゴリラだ。
もう誰もいない村を維持することに疑問を抱いた慎悟♂に「また暮らせる日が来る」と篠塚♀は不可解な発言をし、任務で彼のそばを離れる以外に慎悟♂を遠ざける魂胆かという疑念が私の心に沸き上がった。解毒剤を打たなければ3時間で心臓が止まるというタイムリミットのため、残り時間が約10分に迫った慎悟♂を救うべく篠塚♀が虜囚となる前、セロ(DIV)♂に「慎悟♂を頼む」と言ったのは「JBF」の日本での隠れ家から救出して欲しいというだけではなく、慎悟♂をDIV♂という護衛を付けて村での暮らしを彼と過ごさせる「別居」という汚い企みを裏で進めているのだろうか? これでは『天を見つめて地の底で』の川原徹男♂に麻宮洋♂をのしつけようとした本條聖(セイ)♂♀の企みと同じパターンだ。
慎悟♂が寂しい心を隠して笑顔で送り出す姿がつらかった? ひとりぼっちにしたくない? 篠塚♀が引退しない限り、そんなことは不可能だといつになったら気づくのか!? あの笑顔を再び見るために生きて帰ろう、慎悟♂に本当の笑顔を浮かべられるように努力しよう、そう篠塚♀が頑張ればいいだけの話なのに、努力を放棄して第三者との「別居」を慎悟♂の心を無視して画策しているとしたら、それは絶対に間違っている。別居したら篠塚♀は安心できるだろうが、それは篠塚♀だけの安心だ! 篠塚♀自身のための安心だ!! 慎悟♂は安全で護衛として申し分のない戦闘力を有する4人目の親友と一緒に暮らして一人ではなくても、篠塚♀の「帰る場所」ではなくなった自身の許に篠塚♀が「ただいま」と帰らなくなり、彼女を「お帰り」と迎えることが出来なくなり苦しむだけだ。
因みに、篠塚♀が「No.9」として就任するまで空席だったというのは間違いだ。彼女が活動している今現在も組織の何処かで次の「No.9」となるスペアが養成されており、篠塚♀が死ぬか引退すると同時に新たに「No.9」が誕生する仕組みになっている。
似ている。コミックス9巻の裏表紙に採用されたサイレントブラック「Miission2:episode9」の扉絵の前のページで篠塚♀が真冬の廃墟(「JBF」の本館の成れの果て)に立ち、雪が降っている場面は似ている。レッドスクランブル最終章「Mission8:episode12」の扉絵の前のページで雪は降っていなくても雪原らしい白樺林に立つDIV♂の姿に。DIV♂は「篠塚3号」だから、当然と言えば当然。
【問題点】
① 「異端のD」4人組の1人、萩原大介(DXVI)♂が篠塚♀とは初対面。
② DIV♂の代わりに慎悟♂は俺が守るというセロ♂のモノローグ。
③ 慎悟♂がプレゼントしたペンダントトップは木製であるため、54人分の爆弾が爆発したグラウンド・ゼロ(爆心地)で原形を留めて無事でいるはずがない。
④ 3人で篠塚♀の助力を求めに来たと読者に思わせたシーンはどう処理するのか? 他にもう一人「異端のD」がいる? 実は2人だったとするのか?
次巻のコミックス10巻は「海の上の開かれた密室」である欧州の海に「D対策」のために建造された無国籍の暗殺集団「JBF」の第2の要塞島「カエルたちの巣」が舞台となる。3人組のリーダー格であるトレイド♂が「リーダーに報告した」と言った途端、低レベルの口論を繰り広げていたエンダイブ♂とカーマイン♂が絶句して蒼白になるという恐怖の対象、自身の組織「JBF」の名を世界に知らしめて「第2の赤い馬」に成り上がろうと企むレイヴン♂が登場する。