- ホーム
- > 和書
- > エンターテイメント
- > アニメ系
- > アニメ研究本、マンガ論
内容説明
アニメ黎明期から活躍したレジェンドたちが、自ら振り返る貴重な半生記。『まんだらけＺＥＮＢＵ』で２０年近く続いている人気連載待望の単行本化！初出原稿に、新たな取材後日譚を加えた完全版！
目次
大工原章・アニメーター、画家
森川信英・アニメーター
うしおそうじ（鷺巣富雄）・漫画家、元ピープロダクション社長
石黒昇・演出家
荒木伸吾・アニメーター・イラストレーター
金山明博・アニメーター・絵師
鳥海永行・演出家・作家
北原健雄・アニメーター
巻末特別企画 十九年目の「アニメーション・インタビュー」金山明博
解説（五味洋子・アニメーション研究家）
著者等紹介
星まこと［ホシマコト］
マンガ・アニメ探究者。１９６４年福岡県生まれ。出版物の編集を経て会社勤めの傍ら各誌に寄稿。子どもの頃からのライフワークである、マンガやアニメの探求活動を続ける。マンガ家やアニメ関係者との親交も広く、個展やイベントの企画運営、ＤＶＤ企画構成のアドバイザーやマンガ復刻企画、Ｗｅｂサイトへの執筆など活動も多岐にわたる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
富士さん
4
すごい仕事です。アニメ関係者のインタビュー集としては小黒祐一郎さんのものと並ぶ、いや、その対象とする時代を考えるとそれ以上の価値のあるものです。70年代アニメブーム以前の歴史や一般の興味から外れた部分にはあまり知られていない謎の作品やスタジオも多く、本書の元になったインタビューにはさらっと既存のアニメ研究の常識を覆すような証言が載っています。日本のアニメ史にこういう切り口もあったのかと衝撃を受けます。全部出版できそうにないのが残念でなりませが、本書に載っている分だけでも海外発注の話など垂涎の内容です。2019/10/15
4310
1
本屋さんでたまたま見つけたんですが面白かった！長年お茶の間のテレビで見慣れたお名前だけど、お話を聞いたことはなかった作り手の方々の貴重なインタビュー集。森川信英さんが証言する日韓合作(国策)アニメ『黄金バット』の舞台裏。うしおそうじ先生流の「撮影で作るアニメ」。荒木伸吾さんをはじめ劇画出身者が追求した「止め絵」の表現力など、すごい話が満載。鳥海永行監督が明かす『しまじろう』立ち上げ当時の話も好き（子どもには回想シーンがわからない！）。まだ70人分のインタビューがあるそうなので、早く第２巻が読みたいです！2018/07/12
鈴木誠二
1
実に良い本でした、大工原章さん、森川信英さん、うしおそうじさん、石黒昇さん、荒木伸吾さん、金山明博さん、鳥海永行さん、北原健雄さんの貴重な発言が満載なので、ぜひご一読を！ 解説で五味洋子さんも言及してますが、星まことさんのインタビュアーとしての真摯さも素晴らしいです。続巻も楽しみ！早く読みたい！！2018/06/28
