グループリーグ3試合の戦いをレビュー。日本代表は得点者を中心に振り返っている。
グループリーグ突破を果たすもポーランド戦の苦渋の決断があり、「未来を切り開くために」と題し、西野監督の思いを解説。決勝トーナメント1回戦で「攻め切る姿勢を貫く」
前回大会最終戦で惨敗したコロンビアとの緒戦。雪辱に燃えた4年間のドラマが勝利の背景にある。大迫は「横隔膜をうまく使うトレーニングに取り組みブレない身体を作り、半端ない決勝ゴール」。香川は自信が獲得したPKを周到な準備の賜物できっちり決めた。
乾と本田が得点したセネガル戦。メンバーセレクション時から際立っていた乾の希少性。本田は「すべてはチームのために」結果を出す。
グループリーグ激闘の記録を写真と共に総括。今大会のポジション別傾向をシャビがMFをシアラーがFWを語る。
W杯以外ではボクシング・バンダム級井上尚弥と引退した山中を特集。井上と五郎丸が対談。「日本人の強さ」を語り合う。

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Number特別増刊号 グループリーグ突破 西野ジャパン23人の真実。 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー)) 雑誌 – 2018/7/2
ロシアW杯
グループリーグ突破
西野ジャパン23人の真実。
日本代表は、勝負に勝った。誰も予想しなかった16強進出。
直前の監督交代、テストマッチの不振、批判、無関心――。
逆風に耐え、そして23人の男たちは己の力で勝利をもぎ取った。
幸運を生かし切り、不屈の粘りを見せ、守り切る賭けを完遂した。
彼らが闘い抜いた3試合から、西野ジャパンの真実が見えてくる。
SPECIAL FEATURES
vs.ポーランド 6/28
オシム「目標は達したが、まだ終わりではない」
[攻めと賭けの采配]
西野朗「未来を切り開くために」
[リーダーの責務]
長谷部誠「模索した歳月を活かすとき」
[魂のスーパーセーブ]
川島永嗣「批判と孤独を受け止めて」
[W杯コラム1]欧州化と番狂わせ
vs.コロンビア 6/19
ザッケローニ「あの相手に勝つ姿は誇らしかった」
[半端ない決勝ゴール]
大迫勇也「強くなって戻ってきた」
[10番のブレない信念]
香川真司「準備が呼び込んだ幸運」
[鹿島同期入団の絆]
柴崎岳と昌子源へ
~土居聖真からの伝言
[W杯コラム2]データ活用の最前線
vs.セネガル 6/24
トルシエ「日本はセネガルを分断し、破壊した」
[最大の得点源の秘策]
乾貴士「研ぎ澄まされた〝乾ゾーン〟」
[一撃に込めた情念]
本田圭佑「すべてはチームのために」
[W杯コラム3]VARってどうなの?
世界の強国の死闘
[グループリーグ分析1]
シャビが語るMF新時代
モドリッチ(クロアチア)/デブライネ(ベルギー)/
コウチーニョ(ブラジル)ほか
[グループリーグ分析2]
シアラーが語る最強のFW像
ケイン(イングランド)/ルカク(ベルギー)/
スアレス(ウルグアイ)ほか
[覚悟を決めたエース]
メッシ「目覚めた野性」
[王国の10番の重み]
ネイマール「英雄か、戦犯か」
[ピックアップマッチ1]
スペイン×ポルトガル「不変の強みと、いつもの問題と」
[ピックアップマッチ2]
ドイツ×メキシコ「緻密なる王者殺し」
[旋風を巻き起こせるか]
イングランド「若き〝母国〟の魔法」
[歓喜のホスト国]
ロシア「史上最低ロシア、快進撃の理由」
[プレイバック]
グループリーグ 激闘の記録
Group
A ウルグアイ/ロシア
B スペイン/ポルトガル
C フランス/デンマーク
D クロアチア/アルゼンチン
E ブラジル/スイス
F スウェーデン/メキシコ
G ベルギー/イングランド
H コロンビア/日本
――――――――――――――――――――――――――――
BOXING バンタム級王者のバトン
[特別インタビュー]
井上尚弥「今までの王者と違う道」
[引退ドキュメント]
山中慎介「左拳で伝えてきたこと」
[GORO'S WAY 特別対談]
井上康生×五郎丸歩
「日本人の強さとは何か」
グループリーグ突破
西野ジャパン23人の真実。
日本代表は、勝負に勝った。誰も予想しなかった16強進出。
直前の監督交代、テストマッチの不振、批判、無関心――。
逆風に耐え、そして23人の男たちは己の力で勝利をもぎ取った。
幸運を生かし切り、不屈の粘りを見せ、守り切る賭けを完遂した。
彼らが闘い抜いた3試合から、西野ジャパンの真実が見えてくる。
SPECIAL FEATURES
vs.ポーランド 6/28
オシム「目標は達したが、まだ終わりではない」
[攻めと賭けの采配]
西野朗「未来を切り開くために」
[リーダーの責務]
長谷部誠「模索した歳月を活かすとき」
[魂のスーパーセーブ]
川島永嗣「批判と孤独を受け止めて」
[W杯コラム1]欧州化と番狂わせ
vs.コロンビア 6/19
ザッケローニ「あの相手に勝つ姿は誇らしかった」
[半端ない決勝ゴール]
大迫勇也「強くなって戻ってきた」
[10番のブレない信念]
香川真司「準備が呼び込んだ幸運」
[鹿島同期入団の絆]
柴崎岳と昌子源へ
~土居聖真からの伝言
[W杯コラム2]データ活用の最前線
vs.セネガル 6/24
トルシエ「日本はセネガルを分断し、破壊した」
[最大の得点源の秘策]
乾貴士「研ぎ澄まされた〝乾ゾーン〟」
[一撃に込めた情念]
本田圭佑「すべてはチームのために」
[W杯コラム3]VARってどうなの?
世界の強国の死闘
[グループリーグ分析1]
シャビが語るMF新時代
モドリッチ(クロアチア)/デブライネ(ベルギー)/
コウチーニョ(ブラジル)ほか
[グループリーグ分析2]
シアラーが語る最強のFW像
ケイン(イングランド)/ルカク(ベルギー)/
スアレス(ウルグアイ)ほか
[覚悟を決めたエース]
メッシ「目覚めた野性」
[王国の10番の重み]
ネイマール「英雄か、戦犯か」
[ピックアップマッチ1]
スペイン×ポルトガル「不変の強みと、いつもの問題と」
[ピックアップマッチ2]
ドイツ×メキシコ「緻密なる王者殺し」
[旋風を巻き起こせるか]
イングランド「若き〝母国〟の魔法」
[歓喜のホスト国]
ロシア「史上最低ロシア、快進撃の理由」
[プレイバック]
グループリーグ 激闘の記録
Group
A ウルグアイ/ロシア
B スペイン/ポルトガル
C フランス/デンマーク
D クロアチア/アルゼンチン
E ブラジル/スイス
F スウェーデン/メキシコ
G ベルギー/イングランド
H コロンビア/日本
――――――――――――――――――――――――――――
BOXING バンタム級王者のバトン
[特別インタビュー]
井上尚弥「今までの王者と違う道」
[引退ドキュメント]
山中慎介「左拳で伝えてきたこと」
[GORO'S WAY 特別対談]
井上康生×五郎丸歩
「日本人の強さとは何か」
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年7月12日に日本でレビュー済み
2018年7月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
見ごたえのある数々のゲームシーンを改めて思い出すことが出来た
2018年7月2日に日本でレビュー済み
西野ジャパン、ベスト16進出!とくれば、嬉しいことのはずなのだが、ポーランド戦の終わり方のために、あまりポジティブな感慨が湧かない。しかし、冷静に考えてみれば、日本代表の戦い方の引き出しが1つ増えたということであり、日本サッカーにとっていいことなのだろう。次に優勝候補のベルギーとガチンコ勝負ができるのも、グループリーグを突破したからこそである。ポーランド戦でスタメンを6人も入れ替えたのも、ベスト16の先の戦いを頭に入れてのことだっただろう。
西野監督は賭けに勝ったのだ。
今号で目を引くのは、「半端ない」FW大迫勇也選手の記事である。彼はこの4年間で成長した。ブラジルW杯でも先発で2試合に出ているのだが、その時の大迫のプレーは印象に残っていない。それほど目立った活躍はしなかったのだろう。しかし、今大会のコロンビア戦ではマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたように、大迫のうまさが際立った。体の使い方が上手いので、敵を背負って後ろ向きでボールを受けても、そこから反転して前を向き、パスを前に出したりシュートしたりできるのだ。そんなことができるのも、ブンデスリーガに行ってから横隔膜をうまく使うトレーニングをしたおかげらしい。成長の陰には人知れぬ努力があったのだ。
そして、オシムはポーランド戦について「満足のいく試合とは言えない」というコメントを残している。また、目標を一つ達成したのだからまずは満足すべきだが、これで終わったわけではないとも言っている。
次のベルギー戦、死力を尽くして勝利を目指してほしい。たとえ、それがどんなに厳しくても……
西野監督は賭けに勝ったのだ。
今号で目を引くのは、「半端ない」FW大迫勇也選手の記事である。彼はこの4年間で成長した。ブラジルW杯でも先発で2試合に出ているのだが、その時の大迫のプレーは印象に残っていない。それほど目立った活躍はしなかったのだろう。しかし、今大会のコロンビア戦ではマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたように、大迫のうまさが際立った。体の使い方が上手いので、敵を背負って後ろ向きでボールを受けても、そこから反転して前を向き、パスを前に出したりシュートしたりできるのだ。そんなことができるのも、ブンデスリーガに行ってから横隔膜をうまく使うトレーニングをしたおかげらしい。成長の陰には人知れぬ努力があったのだ。
そして、オシムはポーランド戦について「満足のいく試合とは言えない」というコメントを残している。また、目標を一つ達成したのだからまずは満足すべきだが、これで終わったわけではないとも言っている。
次のベルギー戦、死力を尽くして勝利を目指してほしい。たとえ、それがどんなに厳しくても……