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月刊「アレルギーの臨床」北隆館 1981年6月創刊。ぜんそく・じんましんなどアレルギー性疾患の患者は，日本でも年々増加する傾向にあります。月刊「アレルギーの臨床」はこのような時代の要求に応え，アレルギーという病気に対する啓蒙を第一目的とし，日進月歩するアレルギーの臨床面での最新情報や技術的アドバイス，薬剤などを紹介する雑誌です。医療に従事する方や患者とその周囲の方を対象に，最新の知見，症例の報告，応用技術や医療技術など参考になる情報を紹介しています。編集委員会〈編集委員長：山口 正雄（帝京大学医学部内科学講座教授）〉，〈編集委員：佐伯 秀久（日本医科大学皮膚科教授）・谷口 正実（湘南鎌倉総合病院免疫・アレルギーセンター長）・増田 敬（同愛記念病院小児アレルギーセンターセン

■ 今月のことば（516）
何がアレルギー疾患の発症を決めているのか?／池澤 善郎

■ 特集
－特集に寄せて－
マイクロバイオーム研究から見えてくるもの／伊藤 浩明

１. ヒト常在マイクロバイオーム研究の技術の進歩／田中 優・中山 二郎
２. マイクロバイオータによるアレルギー発症の制御／長谷 耕二
３. 小児アレルギー疾患の発症と腸内細菌叢／久保田 恵巳
４. アトピー性皮膚炎と皮膚細菌叢／海老原 全
５. 鼻腔・口腔・咽頭細菌叢と疾患の関係／平岡 政信・保富 宗城
６. アレルギー疾患に対するプロバイオティクスの有効性／田島 巌・伊藤 浩明

■ 症例報告
〈耳鼻咽喉科〉 シクロスファミドを用いた免疫抑制療法後の再燃に対してリツキシマブの効果がみられたOMAAV症例／金沢 弘美・吉田 尚弘

他