医師や薬に頼らない!すべての不調は自分で治せる

藤川徳美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784908925597
ISBN 10 : 4908925593
フォーマット
出版社
発行年月
2019年12月
日本
追加情報
:
224p;19

内容詳細

病院では治らない不調や病も、諦めないでください。
うつ、リウマチ、発達障害、アトピー、神経難病、認知症、がん……。
すべての慢性疾患は「タンパク質、鉄、メガビタミン」で自ら治す。
『うつ消しごはん』の藤川徳美による「藤川メソッド」の決定版!

目次
はじめに
・質的栄養失調があらゆる慢性疾患の原因

第1章 基礎編・質的栄養失調はタンパク質が治す

バランス良く食べている人はみな栄養失調
・栄養不足で遺伝子に代謝異常が生じる
・病院では病気を治してくれない
・遠方から当院を受診する必要はない
・プロテインとサプリは「人類の英知の結晶」

タンパク質を摂る
・DNAにはタンパク質のつくり方が書いてある
・生命とはタンパク質の動的平衡
・タンパク質量はプロテインスコアで把握せよ
・プロテイン規定量はなぜ1日20g×2回なのか
・市販のプロテインのタンパク質含有量
・プロテイン規定量1日20g×2回の効果
・プロテインは「ホエイプロテイン」一択
・タンパク質を摂れば糖質制限がラク
・病気の期間が長い人、高齢者は改善が遅い
・気候変動に弱い人は最重度のタンパク不足
・タンパク質過剰の人はいない
・最重度タンパク不足 BUN10以下
・重度タンパク不足 BUN10〜15
・軽度〜中等度タンパク不足 BUN15〜20
・女性の妊娠・授乳期はさらに増量
・腎臓病でも高タンパクが必須である理由
・プロテインが買えないなら卵を毎日5個
・こんなにある! プロテインの効用

第2章 分子栄養学の実践。自分で治すメガビタミン

鉄を満たす
・うつ・パニックのほとんどが低フェリチン
・日本人女性の鉄不足の現状
・海外では鉄不足の人が少ない理由
・貧血予防だけではない! 鉄の重要性
・鉄の働きから、鉄過剰症問題を斬る
・「鉄はキケン」とあおる医師の無知
・フェリチン値が上がらない人への指導

ATPを増やす
・エネルギー代謝の目的はATPをつくること
・ATPはどのようにつくられるのか
・【解糖系】=嫌気性解糖
・ミトコンドリアにおける【クエン酸回路】+【電子伝達系】=好気性代謝
・脂肪酸が材料となる代謝は効率がいい
・ステップ1 糖質を好気性解糖で完全燃焼させる
・ステップ2 脂肪酸代謝(ケトン体代謝)に変えていく

メガビタミン@ ATPセット
・ATPブースト(激増)サプリメント4点セット
・男女別メガビタミンの始め方

メガビタミンA メガ量のビタミンが必要な理由
・普通の食事だけでは質的栄養失調になる
・サプリメント必要量に個体差がある理由――確率的親和力
・なぜメガ量のビタミンが必要なのか
・長期の質的栄養失調がビタミン依存症を招く
・子どもはどう変化するのか
・子どものサプリメント量の目安(1日量)
・大人はどう変化するのか

メガビタミンB 慢性疾患を治す
・【アドオンセット】が粘膜や皮膚を強化する
・すべての慢性疾患は同じ原因
・【決定版】慢性疾患を治す分子栄養療法
・慢性疾患を治す@ 高タンパク/低糖質食+プロテイン+鉄を摂る
・慢性疾患を治すA ビタミンB群、ナイアシン、ビタミンC、ビタミンEを摂る
・慢性疾患を治すB その他の脂溶性ビタミン、ミネラルを摂る
・慢性疾患を治すC オプションのサプリメントを摂る

第3章 日本の医者はなぜ栄養のことを知らないのか

ビタミンへの攻撃
・論文のスポンサーが製薬メーカー?
・エビデンスは勝手につくれる
・医学論文は科学を裏づけていない
・ほとんどの医師は臨床音痴といったら驚く?
・臨床現場は常に正しいので間違いようがない
・勉強している医師はエラいのか
・20世紀の勉強法VS. 21世紀の勉強法
・先進国では栄養障害なんてありえない?
・ビタミンへの信頼性を破壊する方法
・薬の臨床試験はいかにして歪められたか

日本の課題
・私が精神医薬の治験協力をやめたわけ
・後継者の勝手な解釈は必ず劣化する
・日本のオーソモレキュラー治療の現状と問題点
・なぜ特定の高価なサプリを勧めるのか
・なぜ、わざわざソイプロテインを使用するのか
・なぜ効果が乏しいヘム鉄を使用するのか
・ナイアシンアミド1000mgでは効果がない

第4章 分子栄養学に基づいた慢性疾患の症例集
・症例の血液検査が示す数値の解説
・フェリチン値について
【症例】ADHD傾向の5歳の男の子、1年間のプロテイン+メガビタミンですごいことになった
【症例】アルツハイマー病も3か月間の治療で改善 
【症例】アルツハイマー型認知症は進行しない
【症例】過食症の女性も2週間で改善
【症例】2年の経過を持つリウマチも3か月で完全回復
【症例】脊髄小脳変性症も1週間で上向いてきた
【症例】アルコール依存症、酒量が5合から0.5合に
【症例】双極性障害(躁うつ病)にも、高タンパク/低糖質食+メガビタミンは効果あり
【症例】社会不安障害+恐怖症で10年以上投薬を受けていた患者、高タンパク/低糖質食+メガビタミンでほぼ完治
【症例】多発性硬化症に対するオーソモレキュラー治療、半年でほぼ完治
【症例】結節性硬化症に対する分子栄養学治療
【症例】最重度のアトピー性皮膚炎の治療
【症例】睡眠薬依存(ベンゾジアゼピン依存)にはナイアシン
【症例】不整脈、高血圧も10日で完治した
【症例】ダイエットを希望されて受診された患者の治療
【症例】8年間の経過を持つ気分障害女性も、半年でほぼ完治
【症例】白血病=壊血病、白血病の化学療法、早期に終了

【著者紹介】
藤川徳美 : 精神科医、医学博士。1960年、広島県生まれ。1984年、広島大学医学部卒業。広島大学医学部附属病院精神神経科、県立広島病院精神神経科、国立病院機構賀茂精神医療センターなどに勤務。2008年に「ふじかわ心療内科クリニック」(広島県廿日市市)を開院(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ehirano1 さん

    タイトルからメンタル云々かんぬんと思いきや、栄養指導の内容だったので読んでみました。ここのところ忙しかったせいもあってBMIがやばくなり、このままでは体力的に何とかしなければと思っていた矢先だったのでタイムリーで、何はともあれ著者の言うことを聞いてやってみようと思いました。その意味で、今回の読書は新しいチャレンジのきっかけが得られた機会となりました。

  • アナーキー靴下 さん

    シオランに一番共感したのは病気がちってところで、大病でなくてもずっと不調が続くのはつらい。毎年夏〜秋に酷くなる耳の不調、もう医者にかかる気になれないなら自分で治すか治らないまま受け入れるしかないだろうと、ある種決意表明として購入。序盤はやっぱり買うんじゃなかったなーと後悔させてくる話ぶりだけれど、本題に入ったあたりからまあやってみようかなと。概ねタンパク不足が原因だからまずプロテインを1日20g×2回摂れ、それが問題なく消化吸収できるようになったら鉄、ビタミンに進め、というのは妥当であるようには思うので。

  • アクビちゃん さん

    【図書館】バランスの良い食事を続けていたら、栄養失調になってしまう!!衝撃的な内容でした。量的な事ではなく、質的栄養失調とは、糖質過多+タンパク質、脂肪酸、ビタミン、ミネラル不足。それを、プロテインとサプリで補いましょう〜との事で、最初は、プロテイン、サプリ会社と癒着があるのでは?!怪しい〰と読み始めたが、そんな事はないと思います(笑)基本的に病院では、対処療法しかしてくれないので、自分の体は自分が管理する。ソイプロテインは、意味がない。プロテインに変わるものとして卵5つ食べる。糖質過多、気をつけよう!

  • あっか さん

    藤川先生2冊目、中級編というこちらを。確かにうつ消しごはんより横文字も理論も多く専門的!でも自分で学ぶということはこういうことなんだろう。また1冊目へ投げかけられたであろう疑問などの回答も書いてくれてあるので納得感もある。藤川先生の本の凄いところは、Amazonレビューがもはや立派な症例集になっているところ。プロテインやサプリを家族5人分揃えるのはお金がかかるけれど、実践しないことで被る様々な何がしかを考えたらきっと逆に安上がりで大事な投資なんだろうなと思う。iHerbから荷物が届くのが楽しみです♪

  • ミライ さん

    医者や薬に頼らずに、お金をかけずに体の不調の原因を読み解き治すための手法を紹介した「うつ消しごはん」の藤川徳美さんによる著書。世間でバランスが良いとされている食事をしている人たちは皆、質的栄養失調で、これは糖質を減らしてプロテインでタンパク質を摂ることで解決できるそうだ。その他鉄やビタミン等の効果的な摂取方法も紹介されている。適切なプロテイン(タンパク質)摂取は頭の回転を上げる効果もあるようなので、個人的にも摂取を始めてみようと思った。

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藤川徳美

ふじかわ心療内科クリニック院長。精神科医、医学博士。1960年、広島県生まれ。1984年、広島大学医学部卒業。広島大学医学部附属病院精神神経科、県立広島病院精神神経科、国立病院機構賀茂精神医療センターなどに勤務。うつ病の薬理・画像研究や、MRIを用いた老年期うつ病研究を行い、老年発症のうつ病には微小

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