フランソワ・スクイテン

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闇の国々W

フランソワ・スクイテン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784796871730
ISBN 10 : 479687173X
フォーマット
発行年月
2013年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
335p;26

内容詳細

歴史的名作コミック『闇の国々』シリーズ、堂々の最終巻!

シリーズ最新作『砂粒の理論』を収録! さらなる進化を遂げる〈闇の国々〉シリーズ第4巻!

異変に襲われたアルミリアを救うため飛行船で出発した少年の旅路を描く『アルミリアへの道』、“永遠の現在”法により、過去・未来について考えることを禁止された廃墟の街を描く『永遠の現在の記憶』、ある男の死によって加速していく街の怪現象とその謎をめぐって奔走する人々を描く『砂粒の理論』など、シリーズ最新作を含む3篇を収録。日本語版特典として、10年前にスクイテンがフランスの雑誌の依頼で富士山を描いたイラスト連作『Mt. Fuji』シリーズを収録。


【著者プロフィール(140字前後)】
●ブノワ・ペータース…1956年、フランス・パリ生まれ。1980年代から幼なじみのフランソワ・スクイテンとともに〈闇の国々〉シリーズを手掛け、以後、BDの原作者として活躍。同シリーズは10の言語に訳され、数々の賞を受賞した。BD以外にもエッセイ、評伝、映画、テレビ、ラジオドラマの制作など多岐にわたる活動を展開している。

●フランソワ・スクイテン…1956年、ベルギー・ブリュッセル生まれ。1970年代からBD作家として活動をスタートし、〈闇の国々〉シリーズで一躍人気BD作家の仲間入りを果たす。今やヨーロッパの至るところでスクイテンのイラストを見ることができるほどの、まさにBD界を代表するアーティストの一人。

François Schuiten and Benoît Peeters : Les cités obscures
“La Théorie du Grain de sable" T1 & T2, "Souvenirs de l'Eternel Présent", "La Route d'Armilia"
© 2007, 2008 Casterman, Bruxelles (La Théorie du Grain de sable T1 & T2)
© 2009 Casterman, Bruxelles (Souvenirs de l'Eternel Présent)
© 2010 Casterman, Bruxelles (La Route d'Armilia)
All rights reserved.

© 2007, 2008, 2009, 2010 Casterman, Bruxelles All rights reserved.

【著者紹介】
ブノワ・ペータース : 1956年、フランス・パリ生まれ。2冊の小説を出版した後、1980年代から幼なじみのフランソワ・スクイテンとともに“闇の国々”シリーズを手掛け、以後、BDの原作者として活躍。同シリーズは10の言語に訳され、数々の賞を受賞した。またBD以外にもエッセイ、評伝、映画、テレビ、ラジオドラマの制作など多岐にわたる活動を展開している。『タンタンの冒険』で知られるベルギーのBD作家エルジェの研究家としても有名で、これまでに3冊の研究書を出し、いずれも高い評価を受けている

フランソワ・スクイテン : 1956年、ベルギー・ブリュッセル生まれ。1970年代から『ピロット』や『メタル・ユルラン』などの雑誌でBDを発表し、1982年、雑誌『ア・シュイーブル』に掲載された“闇の国々”シリーズ第1作『サマリスの壁』で一躍人気BD作家の仲間入りを果たす。現在では、切手やポスターなど、ヨーロッパの至るところでスクイテンのイラストを見ることができ、まさにBD界を代表するアーティストの一人である。また、スクイテンはパリやブリュッセルの地下鉄の駅のデザイン、オペラやダンスの舞台芸術も手掛けており、2005年の愛知万博のベルギー館をはじめとする数々の国際博覧会のパビリオンデザインなどにも携わっている

古永真一 : 1967年生まれ。現代思想の研究の他、BDに関する著作や翻訳も手掛ける。現在、首都大学東京准教授

原正人 : 1974年生まれ。学習院大学人文科学研究科フランス文学専攻博士前期課程修了。BDの専門誌『EUROMANGA』(飛鳥新社)で翻訳および執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • すけきよ さん

    「アルミルアへの道」と「砂粒の理論」はシリーズ通しても傑作。これにて、ひとまず邦訳は区切りみたいだけど、まだ未訳の番外編が結構残ってるな〜

  • izuru youichi さん

    日本語版としてはこれでひとまず完結のシリーズ第4巻。 既刊同様どの作品も素晴らしいが、最初はちょっとした怪現象が静かに拡大し街を飲み込みそうな異変に発展していく『砂粒の理論』がこれぞ闇の国々という感じで面白い。他にも1巻に収録されている「傾いた少女」の絵本版「傾いたメリー」や圧倒されるような絵が連続する「永遠の現在の記憶」等、傑作揃い。 未邦訳の番外編もいくつか残っていると言うことなので、それらの作品が日本語で楽しめる日を待ちたい。

  • 龍國竣/リュウゴク さん

    「永遠の現在」という概念をもつ、「タクサンドリア」の最初のシナリオを参考にした作品。また、砂や石が増殖する不条理な出来事を描く「砂粒の理論」。現実と交錯することでフィクションの幻想性が高まるという効果が用いられる。実験的な「アルミリアへの道」は絵物語に似る。

  • monado さん

    「永遠の現在の記憶」のヴィジュアルは圧巻。「傾いた少女」の絵本版「傾いたメリー」はとてもわかりやすくて面白い。正篇はすべて翻訳されたとのことだが、ここまできたのだから番外編もすべて翻訳してほしい。

  • あゆむみ さん

    シリーズ最終巻ということで。「砂粒の理論」が、論理があって入り込みやすいのですが、これまでの人物や年代記があってはじめてすんなりいくのかも。全巻振り返ると、「塔」の冒険譚が一番好みだったようで、強く印象に残っています。物理法則を無視して拡張していくような、それをあるがまま受け入れていくような世界観が好きです。

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