刻刻 4 モーニングKC

堀尾省太

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784063729993
ISBN 10 : 4063729990
フォーマット
出版社
発行年月
2011年04月
日本
追加情報
:
232p;19

内容詳細

止まった世界に絶望する時、人は神へと変貌してしまう。「神ノ離忍(カヌリニ)」という名の異形の神に。樹里は涙を流す──兄が成す術も無く変化する姿に。間島は虚ろな眼を向ける──父が最後にあらわした真実の姿に。共に自分の家族を救いたいと願う二人の女は憎み合いながらも共同戦線を張る。それは、神ノ離忍を呼び出し、その魂を解放するという危険な作戦であった。そして現れた奇跡。22年止まっていた感情が、動き始める。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しましまこ さん

    父ちゃんスゲーわ。

  • kanon さん

    一気読みしないとやっていけないくらい面白かった。これはブックオフの半額セールの時に一気買いして正解だったなあ。少しずつ、謎が解けていく感じがたまらない。そして結局この一連の物語はなんのためにあるのか。あの時間が停止した空間の中で、人々はなにを思うのか。ただ、止界を利用して悪い事をしようと思う人がいないのは素晴らしい。家族に会いたい、家族を助けたい、止界を極めたい、お金が欲しい。それだけ。そう、よく考えると別に悪い事はしていないのだ。止界を我が物にしておきたい、という独占欲から争いは起こっているだけだ。

  • PSV さん

    ……俺をシメ殺したいくらいだから大丈夫だよな?  ★★★☆☆

  • 鷹図 さん

    もともと大長編にはならないと思われる作品だけど、今巻でまとめの段階に入った?でも伏線や明かされてない謎はまだまだ多い。例えば一巻冒頭の、止界には範囲がある、みたいな設定とか。一体目の「神ノ離忍」の中の人が髷を結ってるように見えるが、その次の神ノ離忍が間島の家族だった事から、これまで止界術はあまり行われてこなかったのだろうか。あと今更ながら「佑川」と「佐川」の名に「右」と「左」が隠れているのに気付く。

  • ぐうぐう さん

    時間が止まった世界。そこで流す涙、殺意、救済、恐れ、そして欲望。止界の中だからこそ、人の想いは、現実よりもさらに強烈にほとばしる。時間が止まっているからこそ、人間が人間らしく輝くとするなら、その皮肉にこの漫画は、いかに答えるのだろう。

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