「この世界の片隅に」公式アートブック

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  • サイズ A4判/ページ数 161p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784800255600
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0076

出版社内容情報

2016年11月に公開予定の劇場アニメ『この世界の片隅に』。
インターネット上で行われたクラウドファンディングで、総額3622万円を調達する
という
国内史上最高額を獲得した作品としても、話題の作品です。
また主役のすずさん役には、のんが声優初挑戦と、話題だらけの本作の公式アート
ブック!!

宮崎駿監督作品『名探偵ホームズ』に脚本家として参加、『魔女の宅急便』(89)の
演出補、
TVシリーズ『名犬ラッシー』(1996)の監督としても高名な片渕須直監督による、
劇場アニメの設定原画、設定資料などの関連資料も満載。

さらに、『夕凪の街 桜の国』で、第8回メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞のこう
の史代による、
遊び心あふれる原作マンガの原画も、見ごたえたっぷりのカラーグラビアで多数収
録。
監督・片渕須直&原作者・こうの史代、自身によるアニメ&原作の解説、
「このマンガがすごい!」ならではの視点から、『この世界の片隅に』を徹底的に
解析する!

原作マンガのカラー複製原画ポスターも入った、プレミアムな一冊です。

<収録内容>
・片渕須直&こうの史代 ロングインタビュー
・主演 のん(すずさん役)インタビュー
・こうの史代による原作マンガ解説
・片渕須直監督による「背景美術考察」
・原作マンガのカラー原画グラビア
・劇場アニメの場面カットセレクション ほか

内容説明

秘蔵原稿・アニメ素材を豊富に収録。原作・こうの史代、監督・片渕須直自身による作品解説。

目次

巻頭カラー特集(原作者・巻頭挨拶 こうの史代―大切な作品がアニメ化されるうれしさ;監督・巻頭挨拶 片渕須直―「世界の片隅」にある平凡な日々を写し出す;劇場アニメ『この世界の片隅に』 カラーヴィジュアル・コレクション ほか)
第1章 『この世界の片隅に』を語る 広島・呉で暮らす、すず“昭和8年12月~”(『この世界の片隅に』主要キャラクター紹介;片渕須直監督インタビュー「ファンタジーを描くがゆえのリアルの追求」;原作者こうの史代インタビュー「描きたかった呉の街、戦時下の日常」 ほか)
第2章 『この世界の片隅に』を明かす“昭和20夏”以降の広島・呉―“昭和20年6月~”(劇場アニメ『この世界の片隅に』 アニメで描かれる運命の夏;アニメ『この世界の片隅に』 「イメージボード」集;アニメ『この世界の片隅に』 「レイアウト修正」集 ほか)
マンガとアニメで見るこうの史代「この世界の片隅に」展を呉市立美術館にて開催!
「のん」インタビュー「共感できるすずさんの声を演じられるよろこびを感じて」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

97
「北條すず」をはじめとした登場人物たちは、あくまでもフィクション。なのに、当時の生活や戦争はすべてノンフィクション。多くの人の共感を得られるのは、誰もが登場人物の中に入って、そこで生活しているがごとくの体験ができるからだろう。読後にはファンタジーとファンタージーでない、その微妙な仕掛けがよく分かった。ちなみに映画や原作をまだ見ていない人は、まだ読まないほうが良いところが多々あるのでそこら辺はご注意をw2017/01/07

現在葬送のフリーレンのコスプレ中・寺「葬送のフリーレンて何や!」

61
㊗この世界の片隅に一周年。図書館で借りて返却期限が近いので慌ててざっくり読む。ざっくり読むには惜しい本だが。しかしこの本は昨年2016年に広島県の呉市立美術館の「この世界の片隅に」展の展示物を纏めた本であり、私はその特別展を2度見に行った。本書に掲載されているものをみな実物で見たのだ(自慢)。とても良い特別展で、良い思い出である。本書の中で原作者のこうのさんが言っているが、この漫画は繰り返し読める漫画である。何度も読んで気付く工夫が施してある。映画ばかりが話題なので、原作の為に一言記しておきたい。2017/11/24

みなみ

13
原作の漫画の解説や、映画監督のインタビュー等が掲載されたアートブック。漫画や映画のシーンに込められた意味を知ることができた。綿密な時代考証のおかげで、すずの視点の背後に広がっている世界の奥行きを感じられるのだろう。雑誌での連載は平成18年に、「昭和18年」を舞台として始まり、作中の時の流れと連載が同じ速度で進んだと知り、リアルタイムで連載を読んだ人が羨ましくなった。2019/10/16

リュウジ

8
「片隅」の公式ブック2冊あるうち、迷いつつもアートの方を購入。映画と漫画の両方を表現物の観点から丁寧に解説しているだけでなく、片渕監督とこうの氏がそれぞれに作品を作り上げるのに、「表現したい」という情熱というか、クリエイティビティの鬼というか、手を抜かないモノづくり姿勢がひしひしと伝わってきた(すごく見習いたいぞ)。それが分かっただけでもこの本を買った価値はあるし、同時に映画も漫画も「全然、表現の意図が読み取れてないやん、俺」という反省にもなった(笑)。まあ、難しく考えずに何度も繰り返し、存分に味わおう。2017/01/22

桜乃

8
すずさんの愛らしさ、戦争の中生きる人日の日常。想像すら出来ないほど、平和な世に生まれて生きているんだと、実感した。 悲しみも喜びも両手に持って、前を向いて生きていくそんな姿に心打たれました。2016/12/21

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