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メイドインアビスの実物大のアイテム
音はでませんがマーマー良い感じですね。
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イメージ付きのレビュー
メイドインアビスの世界を彩る小物
今年の正月から劇場版の公開が始まったので、久々にメイドインアビスを観ました。よく出来た世界観、そしてその世界のリアリティの裏打ちとして存在するのが、作品に登場するガジェットの数々です。今更ながら濃密な雰囲気だなあと感心しました。そのガジェットの中でも特にキーアイテムとして登場するのが、殲滅卿の白笛です。映画を観た後に「飾るにはちょうど良い大きさだし、実物大のアイテムでも売ってないかなあ」と何となく思ってみたり。自宅に帰って検索したら既に発売澄みで、しかも値崩れを起こしていて驚きました。早速購入してみると、箱が大変立派。厳重すぎて「ここまで凝らなくても」と思いました。で、肝心の白笛本体ですが、まあ普通かな。というのが第一印象。感心した点は、商品参考画像では黒く塗りつぶされていた「笛の穴3箇所」が全てくり貫かれていたこと。笛全体のディテールの塗りわけが、はみ出しも無く大変綺麗だったこと。逆に残念だったのは、くり抜いた笛の中身がスッカラカンで寂しい印象。塗装が綺麗な分、単なるポップな小物っぽい雰囲気で、過酷な世界の最深部まで冒険をしたガジェットである、という満足感が得られないこと。笛のエッジの片側にパーティングラインが延々と入っていて、興醒めしたこと。こういう小物を手にする最大の楽しみは、世界の持つリアリティを肌で実感するという事に尽きます。それを求めて買ったとしたら、ソフビ玩具っぽさしか感じないし定価5000円では尚更ガッカリでしょう。値崩れも納得できます。でも、そこまでの完成度を量産品に求めるのは酷ですし、あくまで「素材」として見れば中々の逸品です。例えば、今自分が行っている作業は以下の通り。・笛の内部構造をプラ板でっち上げて作り、笛の吹き口から差し込む。・エッジにヤスリを掛けでパーティングラインを消す。この後、ソフビ専用Vカラーの黒で全体を塗装します。ソフビが光を透過させるのが玩具っぽさの原因なので、これで重厚さが出るはずです。その後ホワイトで再塗装。紐を通すためにリングなどを模索している所ですが、そもそも白笛の方々はどうやって首に巻いているのか、など想像しながらの作業も楽しいです。最後にどんな飾り台を作ってやろうかと、まだまだこれからも楽しみは続きます。こうやって書いてみると、買ったあとに随分と楽しませてくれる商品でした。そのままではオススメ出来ない商品ですが、自分で手を入れる「素材」としてならば十分以上に価値はあると思います。特に値崩れしている今ならば。
上位レビュー、対象国： 日本
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2020年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今年の正月から劇場版の公開が始まったので、久々にメイドインアビスを観ました。
よく出来た世界観、そしてその世界のリアリティの裏打ちとして存在するのが、作品に登場するガジェットの数々です。今更ながら濃密な雰囲気だなあと感心しました。
そのガジェットの中でも特にキーアイテムとして登場するのが、殲滅卿の白笛です。映画を観た後に「飾るにはちょうど良い大きさだし、実物大のアイテムでも売ってないかなあ」と何となく思ってみたり。自宅に帰って検索したら既に発売澄みで、しかも値崩れを起こしていて驚きました。
早速購入してみると、箱が大変立派。厳重すぎて「ここまで凝らなくても」と思いました。で、肝心の白笛本体ですが、まあ普通かな。というのが第一印象。
感心した点は、商品参考画像では黒く塗りつぶされていた「笛の穴3箇所」が全てくり貫かれていたこと。笛全体のディテールの塗りわけが、はみ出しも無く大変綺麗だったこと。
逆に残念だったのは、くり抜いた笛の中身がスッカラカンで寂しい印象。塗装が綺麗な分、単なるポップな小物っぽい雰囲気で、過酷な世界の最深部まで冒険をしたガジェットである、という満足感が得られないこと。笛のエッジの片側にパーティングラインが延々と入っていて、興醒めしたこと。
こういう小物を手にする最大の楽しみは、世界の持つリアリティを肌で実感するという事に尽きます。
それを求めて買ったとしたら、ソフビ玩具っぽさしか感じないし定価5000円では尚更ガッカリでしょう。値崩れも納得できます。
でも、そこまでの完成度を量産品に求めるのは酷ですし、あくまで「素材」として見れば中々の逸品です。
例えば、今自分が行っている作業は以下の通り。
・笛の内部構造をプラ板でっち上げて作り、笛の吹き口から差し込む。
・エッジにヤスリを掛けでパーティングラインを消す。
この後、ソフビ専用Vカラーの黒で全体を塗装します。ソフビが光を透過させるのが玩具っぽさの原因なので、これで重厚さが出るはずです。その後ホワイトで再塗装。
紐を通すためにリングなどを模索している所ですが、そもそも白笛の方々はどうやって首に巻いているのか、など想像しながらの作業も楽しいです。最後にどんな飾り台を作ってやろうかと、まだまだこれからも楽しみは続きます。
こうやって書いてみると、買ったあとに随分と楽しませてくれる商品でした。
そのままではオススメ出来ない商品ですが、自分で手を入れる「素材」としてならば十分以上に価値はあると思います。特に値崩れしている今ならば。
よく出来た世界観、そしてその世界のリアリティの裏打ちとして存在するのが、作品に登場するガジェットの数々です。今更ながら濃密な雰囲気だなあと感心しました。
そのガジェットの中でも特にキーアイテムとして登場するのが、殲滅卿の白笛です。映画を観た後に「飾るにはちょうど良い大きさだし、実物大のアイテムでも売ってないかなあ」と何となく思ってみたり。自宅に帰って検索したら既に発売澄みで、しかも値崩れを起こしていて驚きました。
早速購入してみると、箱が大変立派。厳重すぎて「ここまで凝らなくても」と思いました。で、肝心の白笛本体ですが、まあ普通かな。というのが第一印象。
感心した点は、商品参考画像では黒く塗りつぶされていた「笛の穴3箇所」が全てくり貫かれていたこと。笛全体のディテールの塗りわけが、はみ出しも無く大変綺麗だったこと。
逆に残念だったのは、くり抜いた笛の中身がスッカラカンで寂しい印象。塗装が綺麗な分、単なるポップな小物っぽい雰囲気で、過酷な世界の最深部まで冒険をしたガジェットである、という満足感が得られないこと。笛のエッジの片側にパーティングラインが延々と入っていて、興醒めしたこと。
こういう小物を手にする最大の楽しみは、世界の持つリアリティを肌で実感するという事に尽きます。
それを求めて買ったとしたら、ソフビ玩具っぽさしか感じないし定価5000円では尚更ガッカリでしょう。値崩れも納得できます。
でも、そこまでの完成度を量産品に求めるのは酷ですし、あくまで「素材」として見れば中々の逸品です。
例えば、今自分が行っている作業は以下の通り。
・笛の内部構造をプラ板でっち上げて作り、笛の吹き口から差し込む。
・エッジにヤスリを掛けでパーティングラインを消す。
この後、ソフビ専用Vカラーの黒で全体を塗装します。ソフビが光を透過させるのが玩具っぽさの原因なので、これで重厚さが出るはずです。その後ホワイトで再塗装。
紐を通すためにリングなどを模索している所ですが、そもそも白笛の方々はどうやって首に巻いているのか、など想像しながらの作業も楽しいです。最後にどんな飾り台を作ってやろうかと、まだまだこれからも楽しみは続きます。
こうやって書いてみると、買ったあとに随分と楽しませてくれる商品でした。
そのままではオススメ出来ない商品ですが、自分で手を入れる「素材」としてならば十分以上に価値はあると思います。特に値崩れしている今ならば。
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