SF映画特集の第三段。今回がラストとなる。2004年から2017年までの傑作映画144本の紹介となる。
「時をかける少女」(2006年)、「日本沈没」(2006年)、「スター・トレック」(2009年)、「キングコング髑髏島の巨神」に「シン・ゴジラ」、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」に「マッドマックス 怒りのデスロード」。「ブレードランナー2049」に「ダークナイト」等。こうして見ると、過去の名作の続編やリメイクが多いのに気付く。
個人的には、「エンジェルウォーズ」(2011年)が高評価なのが嬉しい。

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S-Fマガジン2018年2月号 雑誌 – 2017/12/25
●オールタイム・ベストSF映画総解説 PART3
SF映画が再び黄金期を迎えているいま、あらためて観るべき作品を、実写・アニメ、洋画・邦画を問わず選出。SF作家・評論家たちが見どころを解説する連続企画。
ついに最終回となるPART3では、2004年の『バタフライ・エフェクト』から、2017年『ブレードランナー2049』まで144作の解説を掲載する。
監修:添野知生
會川昇/縣丈弘/卯月鮎/海老原豊/大迫公成/大野典宏/小川一水/オキシタケヒコ/尾之上俊彦/風野春樹/梶尾真治/片桐翔造/香月祥宏/勝山海百合/鼎元亨/日下三蔵/草野原々/黒石迩守/小谷真理/小林治/小林泰三/笹本祐一/澤村伊智/志村弘之/将来の終わり/鈴木力/添野知生/代島正樹/高島雄哉/高槻真樹/高橋佑弥/高橋良平/高山羽根子/武井崇/多崎礼/立原透耶/巽孝之/田中啓文/中根ユウサク/中村融/鳴庭真人/西田藍/西村一/野尻抱介/林哲矢/深泰勉/藤田直哉/藤田雅矢/冬木糸一/古山裕樹/牧眞司/牧野修/松崎健夫/丸屋九兵衛/三村美衣/宮樹弌明/宮野由梨香/森晶麿/柳下毅一郎/山形浩生/山岸真/山本弘/遊山直奇/ゆずはらとしゆき/横道仁志/吉上亮/吉田エン/吉田親司/吉田隆一/鷲巣義明/渡辺英樹/渡辺麻紀
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●特集・「ガールズ&パンツァー」と戦車SF
12月9日(土)より「最終章 第1話」が公開されている人気アニメーション
「ガールズ&パンツァー」を中心に、戦車が登場するSF小説や映画について紹介する。
ほか、プロデューサーインタビュウ、エッセイ、海外短篇を掲載。
監修:酒井昭伸
《Short Stories》
「サイバータンクVSメガジラス」ティモシー・J・ゴーン/酒井昭伸訳
「からっぽの贈りもの」スティーヴ・ベンスン/中村 融訳
・ガルパン礼讃 酒井昭伸
・「ガールズ&パンツァー」プロデューサー 杉山潔インタビュウ インタビュアー◎中村 融&酒井昭伸 構成◎編集部
・「ガールズ&パンツァー」エピソード・ガイド 宮昌太朗
・虚構の中の戦車 PART1 -戦車SFの系譜- 青の零号/中村 融/酒井昭伸
・虚構の中の戦車 PART2 -「ウソ」のタイガー戦車- 土器手司
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●アーサー・C・クラーク生誕100年記念特集
「タイムをお願いします、紳士諸君」アーサー・C・クラーク&スティーヴン・バクスター/中村 融訳
「アーサー・C・クラーク ショートショート・セレクション」 中村 融訳
・知識の探求と美の創造――クラークがめざしたものについて 中村 融
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【新連載】
「先をゆくもの達」神林長平
【連載】
「筒井康隆自作を語る#5 『虚人たち』『虚航船団』の時代」〈前篇〉」筒井康隆 聞き手&構成◎日下三蔵
「《椎名誠のニュートラル・コーナー》第58回 岩石回廊」 椎名 誠
「マルドゥック・アノニマス〈第18回〉」冲方 丁
「忘られのリメメント〈第6回〉」三雲岳斗
「マン・カインド〈第3回〉」 藤井太洋
「幻視百景〈第12回〉」 酉島伝法
【読切】
「マリッジ・サバイバー」澤村伊智
【読切コミック】
「と、ある日の余分なもの」宮崎夏次系
SF映画が再び黄金期を迎えているいま、あらためて観るべき作品を、実写・アニメ、洋画・邦画を問わず選出。SF作家・評論家たちが見どころを解説する連続企画。
ついに最終回となるPART3では、2004年の『バタフライ・エフェクト』から、2017年『ブレードランナー2049』まで144作の解説を掲載する。
監修:添野知生
會川昇/縣丈弘/卯月鮎/海老原豊/大迫公成/大野典宏/小川一水/オキシタケヒコ/尾之上俊彦/風野春樹/梶尾真治/片桐翔造/香月祥宏/勝山海百合/鼎元亨/日下三蔵/草野原々/黒石迩守/小谷真理/小林治/小林泰三/笹本祐一/澤村伊智/志村弘之/将来の終わり/鈴木力/添野知生/代島正樹/高島雄哉/高槻真樹/高橋佑弥/高橋良平/高山羽根子/武井崇/多崎礼/立原透耶/巽孝之/田中啓文/中根ユウサク/中村融/鳴庭真人/西田藍/西村一/野尻抱介/林哲矢/深泰勉/藤田直哉/藤田雅矢/冬木糸一/古山裕樹/牧眞司/牧野修/松崎健夫/丸屋九兵衛/三村美衣/宮樹弌明/宮野由梨香/森晶麿/柳下毅一郎/山形浩生/山岸真/山本弘/遊山直奇/ゆずはらとしゆき/横道仁志/吉上亮/吉田エン/吉田親司/吉田隆一/鷲巣義明/渡辺英樹/渡辺麻紀
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●特集・「ガールズ&パンツァー」と戦車SF
12月9日(土)より「最終章 第1話」が公開されている人気アニメーション
「ガールズ&パンツァー」を中心に、戦車が登場するSF小説や映画について紹介する。
ほか、プロデューサーインタビュウ、エッセイ、海外短篇を掲載。
監修:酒井昭伸
《Short Stories》
「サイバータンクVSメガジラス」ティモシー・J・ゴーン/酒井昭伸訳
「からっぽの贈りもの」スティーヴ・ベンスン/中村 融訳
・ガルパン礼讃 酒井昭伸
・「ガールズ&パンツァー」プロデューサー 杉山潔インタビュウ インタビュアー◎中村 融&酒井昭伸 構成◎編集部
・「ガールズ&パンツァー」エピソード・ガイド 宮昌太朗
・虚構の中の戦車 PART1 -戦車SFの系譜- 青の零号/中村 融/酒井昭伸
・虚構の中の戦車 PART2 -「ウソ」のタイガー戦車- 土器手司
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●アーサー・C・クラーク生誕100年記念特集
「タイムをお願いします、紳士諸君」アーサー・C・クラーク&スティーヴン・バクスター/中村 融訳
「アーサー・C・クラーク ショートショート・セレクション」 中村 融訳
・知識の探求と美の創造――クラークがめざしたものについて 中村 融
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【新連載】
「先をゆくもの達」神林長平
【連載】
「筒井康隆自作を語る#5 『虚人たち』『虚航船団』の時代」〈前篇〉」筒井康隆 聞き手&構成◎日下三蔵
「《椎名誠のニュートラル・コーナー》第58回 岩石回廊」 椎名 誠
「マルドゥック・アノニマス〈第18回〉」冲方 丁
「忘られのリメメント〈第6回〉」三雲岳斗
「マン・カインド〈第3回〉」 藤井太洋
「幻視百景〈第12回〉」 酉島伝法
【読切】
「マリッジ・サバイバー」澤村伊智
【読切コミック】
「と、ある日の余分なもの」宮崎夏次系
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年12月29日に日本でレビュー済み
クラーク生誕100年記念特集の
「タイムをお願いします、紳士諸君」は、白鹿亭綺譚刊行50周年(2007)を記念して書かれたクラークとバクスターの共作。
50年ぶりに白鹿亭に集まったメンバーたちに、以前のようにSFほら話が披露されます。ベン・グレッグフォードなる、どこかで聞いたような参加者も。
また白鹿亭とタイトルに入ったクラークのショート・ショートも載っていますが、こちらは本当に短いジョークのようなもので、白鹿亭自体は出てきません。
さらにガールズ&パンツァーの特集に合わせて、戦車が重要な役割を果たす海外短編も2本。
「サイバータンクvsメガジラス」
人間が地球を出て銀河に広がり、様々な好戦種族と戦うことになり、奮戦していたサイバータンク(電脳戦車)。
ところがある時、原因不明で人間がすべて消えてしまい、後継者となったのはそのサイバータンクたち、という遠未来が舞台。
サイバータンクの語りという形式ですが、精神構造の大半がヒトからコピーされ、言語や文化も継承したという設定なので、機械でなくユーモアのある人間という感じの語り口自体も楽しいです。
「からっぽの贈りもの」
核攻撃があり、12歳の少年がリーダーとなっている生き残った子供たちの集団で、幼い少女がサンタさんは来てくれるの?と質問して……
という、こちらは季節にもあったクリスマス・ストーリーでした。
「タイムをお願いします、紳士諸君」は、白鹿亭綺譚刊行50周年(2007)を記念して書かれたクラークとバクスターの共作。
50年ぶりに白鹿亭に集まったメンバーたちに、以前のようにSFほら話が披露されます。ベン・グレッグフォードなる、どこかで聞いたような参加者も。
また白鹿亭とタイトルに入ったクラークのショート・ショートも載っていますが、こちらは本当に短いジョークのようなもので、白鹿亭自体は出てきません。
さらにガールズ&パンツァーの特集に合わせて、戦車が重要な役割を果たす海外短編も2本。
「サイバータンクvsメガジラス」
人間が地球を出て銀河に広がり、様々な好戦種族と戦うことになり、奮戦していたサイバータンク(電脳戦車)。
ところがある時、原因不明で人間がすべて消えてしまい、後継者となったのはそのサイバータンクたち、という遠未来が舞台。
サイバータンクの語りという形式ですが、精神構造の大半がヒトからコピーされ、言語や文化も継承したという設定なので、機械でなくユーモアのある人間という感じの語り口自体も楽しいです。
「からっぽの贈りもの」
核攻撃があり、12歳の少年がリーダーとなっている生き残った子供たちの集団で、幼い少女がサンタさんは来てくれるの?と質問して……
という、こちらは季節にもあったクリスマス・ストーリーでした。
2018年1月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ガルパンが表紙で驚きましたが、オールタイム・ベストSF映画総解説 PART3が、良かったです。
2018年1月22日に日本でレビュー済み
3号連続のSF映画特集とガルパン関連で戦車SFの特集。ガルパンってSFなのかという議論はあるだろうが、科学の力で産み出された戦車であり、それを実世界ではありえない女子高生が動かして戦う世界は、SもFも兼ね備えたものと言えるだろう。期待したのは、戦車SF(特に小説で)は何があるのだろうとラインナップを眺めたが、自分にはあまり響かなかった。収録されている短編の「サイバータンクvsメガジラス」は面白かったけれど。忘れてはいけないのは、アーサー・C・クラークの生誕100年記念特集だ。最近、彼の著作を読んでいないので、そろそろ未読の作品に手を出そうと思う。