週刊金融財政事情
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- 雑誌
- 出版社:金融財政事情研究会
- 雑誌コード:26761
- 発売日: 2017年12月25日
- 発行間隔: 毎週火曜日
この商品の説明
商品紹介
通号3,000を超える老舗の金融専門誌。先進的金融機関経営や金融資本市場のトレンド、金融検査・監督方針など、金融ビジネスパーソン注目のテーマをいち早く取り上げ、丁寧に解説。正確で客観的な情報、先読みの問題提起が、長年にわたり金融機関経営者・官界に信頼されてきた理由です。“キンザイ”の特集や「新聞の盲点」欄を読まずして日本の金融は語れません! もちろん、今日の営業・事務・リスク管理に有益な実務ネタも満載です。
目次
■特 集
金融政策“異次元”の帰趨
低インフレ率のもとで中央銀行が直面する難題
みずほ総合研究所 エグゼクティブ・エコノミスト 門間 一夫
ポスト黒田が取り組むべき四つの課題
日本経済研究センター 理事長 岩田 一政
「事実上の正常化」が進むとみられる日銀の政策運営
野村総合研究所 エグゼクティブ・エコノミスト 木内 登英
政府の財政健全化なくして日銀の「出口」に成功はない
富士通総研経済研究所 エグゼクティブ・フェロー 早川 英男
異次元緩和の長期化で肥大し続ける財政コスト
経済産業研究所 シニアアドバイザー 深尾 光洋
日銀は銀行券の「固定相場」制の放棄も視野に入れるべき
東京大学大学院 教授 渡辺 努
黒田さん、正常化に踏み出すなら「今でしょ!」
みずほ証券 チーフクレジットストラテジスト 大橋 英敏
■談論風発
自由闊達な企業風土のもと、“脱・事なかれ主義”を押し進める
琉球銀行 頭取 川上 康
■論考・解説
MiFIDIIによるリサーチ費用の分離明確化が日米に与える影響
大和総研 ロンドンリサーチセンター長 菅野 泰夫
〈KINZAIリポート〉
金融庁が「ホワイトペーパー」を発表、対話路線を強化へ
〈KINZAIリポート〉
ビットコイン急騰で、マウントゴックスの破産手続に待った!
大手行による政策保有株削減の現状と課題
ドイツ証券 マネージングディレクター 山田 能伸
人工知能の活用で法人融資審査モデルの高度化を目指す
広島銀行 大江 拓真
新たな投資先として期待されるデータセンターの魅力とその課題
CBRE アソシエイトディレクター 浅木 文規
■連載
保険の目のつけどころ(18)
事故があっても保険料が上がらない保険期間6年の自動車保険
ファイナンシャル・プランナー 竹下 さくら
金融と経済と人間と(82)
死ぬ前の平等
第一生命経済研究所 顧問 大森 泰人
経営管理のためのサイバーセキュリティ入門(24)
おもな攻撃手法と対策のポイント(8)脆弱性(2)
日本銀行 杉浦 俊彦
■新聞の盲点
日銀総裁人事、本田悦朗氏が台風の目に
■トレンド
〈株式市場〉
日本経済がリフレ局面入りすれば、市場は一段高の新局面に
三井住友アセットマネジメント 石山 仁
〈米国経済〉
FRB、2018年の3回利上げは妥当なシナリオ
三井住友銀行 森谷 亨
〈ズームアップ経済統計〉
ビットコインの価格高騰は本物か
三菱UFJリサーチ&コンサルティング 廉 了
■時 論
持続的成長に向けた未来志向の改革
全国銀行協会 会長 平野 信行
■News Square
第四銀行と北越銀行の経営統合を公取委が承認
全銀協が「貸付自粛制度」導入に向けた基本方針を決定
自民・公明両党が18年度の税制改正大綱を公表
FRBが17年3回目の利上げを決定、18年も3回を示唆
■フラッシュ
今回もハイレベルの戦いとなった金融人駅伝大会
■書架
『葛藤するコーポレートガバナンス改革』日本総合研究所 編著/金融財政事情研究会
〈評者〉東京大学大学院 柳川 範之
■豆電球
排除から包摂へ
■Data File
主要経済指標